親友
もう2年近く会っていないのに親友と呼べるのか、とも思うけど、私にとっては唯一幼い頃から関係を大事にしたいと思っている友人がいる。
先月、母の日に思い立って本当に久しぶりに電話をかけた。久しぶりだったけど、相変わらずだった。話してると、お互いの事情など大きな変化はあるけど、感覚は小、中の頃から変わらない。久しぶりだけど久しぶりじゃない感覚。
今日はその親友の子どもが誕生日だったので電話した。電話の向こうから聞こえる元気な声に顔が緩んだ。また近いうちに会いにいきたいな。
親友の声を聴いてると電話して良かったなと心底思う。
私がずっと関係を続けていきたいと思うのは尊敬してるからだ。彼女はかっこいい女性だ。周りに左右されない「自分」を持っていて、強いと思う。決めたことはブレずに通す。信頼できる人だからだ。
正直、意図しなくてもどこか親友のことを馬鹿にしてしまう時期もあった。今でも無意識にそう感じてるかもしれない。でもそうやって人を見下す方がめちゃくちゃかっこ悪い。自分が馬鹿にされたくないと強く思うから、ある種の防衛反応が裏目に出る。
親友はそういうの分かってたと思うけど、私にちゃんと付き合ってくれてた。私よりずっとずっと大人だった。小学生の頃から尊敬してる。