irogattoのブログ

過去、現在(イマ)

阪神淡路大震災から19年

当時の私の年齢は3歳。もうすぐ4歳になる頃だった。

震源地からはかなり近い距離のところに住んでいたが、家の至る所にヒビが入っただけで済んだ。もちろん停電や断水など、しばらくインフラは失われたのだけども。

小さな私の頭の中はただ「怖い」ということしかなかった。

乳児期から3歳までをアメリカで過ごしていた私には地震は初めて体験するものだったし、とにかく得体の知れないものだった。そして大きかった。

地震が起こった日の朝のことは覚えているが、その後の記憶はない。どうやって復旧していったのかも覚えていない。気がつけば近所に仮設住宅が建っていた。

 

私は自分が生まれ育った地域のことをよく知らない。よその人にどんな所か聞かれても上手く説明は出来ないだろう。阪神淡路大震災にしてもそうだ。どこでどれだけの被害があり、どのように立ち直ってきたのか…分かっていない。

 

もっと自分自身のこと、自分が生まれた地域、国のこと、知らなければ。